草だんご（２０ケ入）

　日光街道歩きが終わって、一度行ってみたいと思っていた西新井大師へ。武蔵屋さんでお八つ（笑）をいただいた後にお参り。山門の前では、当店：中田屋さん（右）と、同じ団子屋の清水屋さん（左）が向かい合っています。どちらも江戸時代創業の老舗なので、草団子を食べ比べしま〜す。(^-^;
　お参りを済ませて、まずは中田屋さん。おばちゃんから試食の草団子をいただきます。団子の上に餡が載っているのは柴又帝釈天の高木屋老舗さんと同じスタイル。餡が別添えの草だんごのほかに、団子の中に餡が入っている「お大師だんご」や、ごま・みたらしがあります。草だんごの餡はこしあんと粒あんがあるけど、試食品と同じこしあんを購入。

　帰宅して、草だんごをいただきます。草団子はプルンプルン。噛みしめるとジワ〜っと蓬の香り。しかし、毒々しい緑色（笑）。店頭の告知によると、生ヨモギ100%・着色料不使用ということなので、ヨモギを青汁にして混ぜているのかな？　こしあんはねっとりとして、甘い。いや〜、緑茶に合うね〜。
　草だんごは一番少ない20ケ入を買ったんだけど、２店合わせて40ケも食べられません。(>_<)　翌日、団子が硬くなっているだろうから電子レンジでチンしようとしたら、思ったよりも軟らかい。なるほど、原材料に寒天が入っているので、翌日くらいなら硬くならないんだね。

　さて、当店は文化２年(1805)創業。店頭に『江戸名所図会』西新井大師堂のコピーが貼ってあります。中田屋さんのある場所に茶屋が１軒描かれていて、元禄時代は一面田畑だったということです。向かいの清水屋さんとバトルしているんだね〜。実は両店仲がよくて、俺達で西新井大師を盛り上げていこうぜ！と手を取り合っているのかもしれないけど、お客としては大歓迎。ライバルがいた方が品質やサービスが向上するので、両店ともバトルしながら末永く続いてほしいね〜。

　餡がタップリ入っていたので残りました。残った餡は食パンに塗って名古屋式の小倉トーストとしていただきました。
　ごちそうさまでした。(^-^)ｖ

とら丼の狸印

【和菓子】

東京都足立区西新井１丁目５−１２