とら丼 〜狸印のまんぷく日記〜
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鯉旨煮定食

1,575円

2012年 4月29日(日)

 中山道歩きの昼食で立ち寄りました。今回は高速バスを利用して、しなの鉄道の御代田駅に11:26着の予定が、関越道の渋滞で1時間遅れ!(T-T) 歩く時間が短くなるため、途中のSAで買ったパンを昼食として、道中で食事をする余裕はありませんでした。
 佐久ホテルさんは何と!正長元年(1428)創業で、老舗企業創業年次ランキングでも16位という老舗です。岩村田宿の“史跡”の1つとして、写真を撮るために立ち寄ると、駐車場に「日替わりランチ」と書いてある幟がパタパタ! この時間でも食事ができるの?(もう15時…(^-^;)とフロントに尋ねると、しばらく待ったものの、OKというので、YATTA!\(^-^)/

 ロビーでホテル名物の天茶(甘茶)をいただきます。砂糖の甘さと違って、ほんのりと優しい甘さ。15分ほどで個室に案内されます。部屋名は(若山)牧水・(北原)白秋など、過去に宿泊した文人の名前を使用していて、おらの部屋は一茶さん。小林一茶は文政元年(1818)に宿泊したそうです。
 写真を撮るために訪れて30分。慶安元年(1648)小諸城主に鯉料理を献上した記録があるという佐久鯉発祥之宿の鯉料理が目の前に! 身はよく煮えて軟りゃきゃい。卵はもはや粒々ではなく、ドロッとした食感。鰻の蒲焼きのような濃いタレは甘辛くて独特の風味。250年以上も継ぎ足して受け継がれているそうです。おらは魚の皮が苦手だけど、タレをタップリ付けて、残さずいただきました。(^-^;
 山椒が市販品ってのが残念だけど、小鉢の煮しめ、箸休めのタケノコ・ピーナッツ豆腐、茶碗蒸しが付いて、コスト・パフォーマンスがイイ。ご飯もお櫃なので、お腹ポンポコリン♪

 ランチでは各部屋にお茶が用意されているので天茶は付かないけど、中山道を歩く旅人にはサービスで天茶がポットで付きます♪ あと、ホテル所有の渓斎英泉が描いた浮世絵「岩村田宿」のコピーまで! 食後に葛飾北斎の押絵雛「向島花見之図」を見せていただきました。
 あ゙ー!気がついたらもう16時を過ぎている! 1時間遅れの出発+1時間越えの昼食休憩で、立ち寄る予定だった神社仏閣名所旧跡を4カ所も割愛しちゃった。(^-^; しかし、思いがけず“史跡”の旧大名宿で食事ができてヨカッタよかった。
 ごちそうさまでした。(^-^)v

とら丼の狸印
狸印
和食

長野県佐久市岩村田553
0267-67-3003
営業時間
ランチの時間帯は厳密に決まっていないそうです。
昼でも夕方でもOK。
しかし、時間によっては提供に時間がかかったり、提供できない場合があるため、予約をお勧めします。
美味しい画像

注意この日記は管理人とら丼の主観的な備忘録で、お店や料理・食品などを評価するものではありません。
メニュー・価格・営業時間などの店舗情報は訪店日のもので、後日変更となっている場合があります。
ラストオーダーの時間は調査していませんので、時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
また、年末年始・お盆などは臨時休業の場合がありますので、訪店の際はお店にお問い合わせ下さい。
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