注文すると、まずタルタルソースが運ばれるので、混ぜ混ぜしながらカツ丼を待ちます。カツは3枚。群馬なので今までソースかつ丼と思っていたけど、醤油ベースのタレなのでビックリ!
まずカツだけいただいてみると、ちょっと脂っぽい。メニューにはカツ丼のカツはロースと書いてあるけど、バラ肉のような脂っぽさ。しかし、タルタルと一緒にいただくと、脂っぽさは感じません。むしろさっぱり。昔英語の授業で、「否定語と否定語を合わせた二重否定は強い肯定」ということを思い出しました。(^-^; 脂っぽい肉+脂っぽいタルタル=さっぱり味。不思議。これを考案したご主人はスゴい。
店内を眺めていたら、壁に角菱屋という看板が掲げてあります。ご主人に伺うと、当店は角菱屋という元旅籠屋。残念ながら創業年は分からないそうだけど、天保年間(1830〜44)には旅籠として営業していたそうです。板鼻宿って皇女和宮が泊まった本陣跡くらいしか往時の遺構が残っていないけど、業態変更していても元旅籠が残っているのがウレシいね〜。
ごちそうさまでした。(^-^)v